むずむず病と鬱(うつ)や自律神経の関係は?抗うつ薬は原因になる?

むずむず病と鬱(うつ)や自律神経の関係は?抗うつ薬は原因になる?

むずむず病は、脚がほてったり、虫が這うような感覚を感じたり、痛い、かゆいなどの不快な症状が襲う病気です。
病気の原因はきちんと特定されていませんが、自立神経の乱れが関係しているのではないか、抗うつ剤がむずむず病の原因なのではないか、などいろいろ原因が考えられているそうです。
ではどうして自立神経や鬱病と抗うつ剤が、むずむず病に関係していると思われているのでしょうか。
むずむず病とそれぞれの関係性を解説していきたいと思います。

足の痛そうな画像

むずむず病と自律神経の関係とは?


むずむず病の原因かもしれないと言われている自律神経の乱れ
「自律神経失調症」などが有名になり、自律神経という言葉を聞く機会が増えたと思います。
そもそも、自立神経はどんなものなのでしょうか。
よく聞くけどどんなものかわからない、そんな方のためにここでは自立神経についてご紹介します。

 

自律神経とは、自分の意思とは関係なく働く神経のことを指します。

 

手や足などを動かすには、自分が意識をして動かす必要があります。
例えば

  • 「遅刻しそうなので走る」
  • 「ボールペンが落ちたので拾う」
  • 「じゃんけんをする」

こういう動きは、体性神経と呼ばれる神経が働いて動かしています。
ですが、例えば

  • 「胃腸を動かす」
  • 「心臓を動かす」
  • 「汗をかく」

こういう動きは、自分の意思で出来ませんよね。
この動きは、「自立神経」が働いてくれるから出来ることなのです。
そして自立神経は、交換神経、副交感神経という2つの神経がバランスよく働くことで健康状態が保たれています。

 

交換神経…仕事など活動しているとき、緊張したりストレスを感じるときに働く神経
副交感神経…睡眠など休息、身体の修復を行ったり、リラックスしているときに働く神経

 

この2つの神経のバランスが崩れてしまったとき…
そのときに、「自立神経失調症」として身体に反応が出たり、「むずむず症」として出たりしてしまうのです。
寝れない女の子の画像

 

自立神経の乱れを改善し、むずむず病も改善

自律神経の乱れがむずむず病に関係していると言われる理由は、自律神経の乱れを改善したらむずむず病も改善したという方が大勢いるからだそうです。
では、どうしたら自律神経が改善されるのか。
ここでは自律神経の乱れを改善する、改善方法をご紹介します。

 

食べ物で自律神経を改善

一日活動していると交感神経が高まりますが、食べ物を工夫することで副交換神経が優位になることがあります。
それを利用することで、交感神経と副交換神経がバランス良く働くことを目指しましょう。
食物繊維が多い食べ物がおすすめです!

  • 玄米、そば
  • きのこ類、海藻類
  • さつまいも、かぼちゃ

食物繊維が多い食べ物は、腸の中をゆっくりと進みます。
腸の中を食べ物が進む時は副交感神経になるので、その時間が長いほど副交感神経が優位になる時間が長くなります。
これらを積極的にとることで、自律神経を整えることが望めます。

 

お風呂に入る

意外と多いのが、湯船に浸からずシャワーのみで入浴を済ませてしまっている方。
その行動が自律神経を乱れさせ、むずむず病の原因となっているかもしれません。
実は、お風呂の時間は自律神経のひとつとする副交換神経が優位になるときです。
一日活動していた交換神経を休ませ副交感神経を働かせることが、自律神経を整えてむずむず病の改善に繋がります。

 

深い睡眠で早寝早起きを心がける

睡眠中は、副交感神経が最も働く時間です。
そこで夜更かししてダラダラしてしまったりすると、体内時計が崩れて自律神経も乱れてしまいます。
夜型の人はいきなり早く寝るのではなく、5分早く起きるようにしたりなど、少しづつ体内時計のリズムを整えていきましょう。
むずむず病は睡眠時に症状が表れることが多いですが自立神経を整えることで、症状が表れることが少なくなるかもしれません。
起きた女の子の画像

 

自律神経を整えることで、むずむず病を改善していきましょう!

 

むずむず病と鬱(うつ)の関係は?抗うつ薬は原因になる?


むずむず病は、じっとしている時に症状が出てしまう病気です。
なので症状は睡眠時に表れることが多く、それにより睡眠不足に陥ってしまう人がいるほどです。
そして眠いのに症状のせいで眠れない、眠れないせいでストレスがたまる…その悪循環のせいで鬱病を招いてしまうのです。

 

抗うつ剤がむずむず病の原因?

薬の画像
抗うつ剤には、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンの分泌・伝達に手を加えるものがあります。
セロトニンもノルアドレナリンも、そしてドーパミンという脳内物質も、脳内物質という点で共通してしまうため、抗うつ剤によって脳内物質のバランスが崩れ、ドーパミンの伝達機能が影響を受ける可能性があるのです。
それがむずむず病になんの影響があるのか?
実はむずむず病は、ドーパミンの機能障害が原因とも考えられているのです。

 

むずむず病で鬱病になってしまったら?

むずむず病で鬱病になってしまう人は少なくありません。
しかし、抗うつ剤が原因かもしれないとなれば、鬱病をどう治療したら良いのか?
ここでは、特にむずむず病を引き起こしやすい抗うつ剤を紹介します。
もし紹介した薬を飲んでいてむずむず病を引き起こしている方は、医師に相談し、薬の変更ができるかなど診断してもらいましょう。

一般名…ミルタザピン
商品名…レメロン錠15mg、リフレックス錠15mg
区分…抗うつ剤(NaSSA)

一般名…塩酸ミアンセリン
商品名…テトラミド錠10mg〜30mg
区分…四環系抗うつ剤

 

最後に

むずむず病は、鬱病をも引き起こしてしまう可能性がある病気です。
発症の特定には至っていないものの、いろんな原因が考えられているので、なにかおかしいと感じたらすぐに病院へ相談にいきましょう。